岸和田で、だんじり&粉ものを堪能
こんにちは、ポンです。
台風をやり過ごす為、、てこのフレーズ何度目やねん!今年、台風多すぎ。てか、台風21号強烈すぎ!!家、吹き飛ぶかと思った。いままで体験したことのないような激しい暴風雨やった。ここ岸和田も被害がかなり出てるようで、心配。。
さて、プレイバック。
そう、岸和田に到着。
岸和田といえば、だんじり!奇しくも、試験曳き(リハーサルみたいな)の日とかち合ったので、だんじりが見れる。
だんじりの構成。
リハーサルみたいな、といえどこの人手。だんじりする方もガチでするらしい。
観客もマジや。
これ何ぞ?だんじりから守る為の策。
至るところに。岸和田には、なんと「だんじり保険」なるものもある。
威勢の良さそうなおじさん&おにいさんたちがそこかしこに。
そして、だんじり登場。
スピードをつけて、カーブを曲がる。
決まった!だんじりがハイスピードで街角を直角に曲がることを、「やりまわし」という。
こんなS字コーナーも行っちゃう。ここは、見せ場スポットの1つ。
近くで見ると、迫力ある。
あと、大阪といえば、「お好み焼き」!これは、中華麺が入ってるモダン焼き。(広島焼き)
一味をかける。衝撃!関東ではかけないから。と地元の人に言ったら、逆に驚かれた。かけへんのかい!と。
岸和田に来た理由は、人に会う為。カナダのバンフで知りあいになった方と再会。
ところで、このヘラの形おもろいなぁ。食べやすくなる工夫とかか。知らんけど。
次は、たこ焼き。10個200円て安っ。
どうせ安いだけちゃうんけ?と思って食べたら。ん?ウマイやん!旨味を感じるソースと、カリッとした皮、美味しい。こんなん知ったら、銀だ○なんて高くて行けない(8個580円て。。)
関西うどん!ダシが利いてて、美味しい。汁まで全部飲めちゃう。
ちなみに、関西の人に言わせると、関東のうどんは「辛い」そうだ。しょっぱいて意味。俺は、両方好きだよ。
またお好み焼き。これは辛子がかかってる。これも、関東ではやらんなぁ。
英語学習塾で小学生たちと。彼女が塾を経営してるので、特別ゲストとして登場。みんなで自己紹介したり、ゲームしたり。そして、お宅にも泊めさせて頂いた。ありがとうございます!
大阪の子供は、モンスターや。そして、容赦ない。そない「おじちゃんおじちゃん」連呼せんでも。。ミッキーマウスの中の人、ともいじられる。ま、元気があってよろしい。
紀伊半島ステージ終了
こんにちは、ポンです。
最近、公園や広場を見かけると水とトイレがあるか探して、野宿てきるかどうか判断してしまう癖がついてしまった。
では、プレイバック。
本州最南端・潮岬を後にして、次の目的地は高野山。
田辺市(和歌山)
ここ、田辺市はスペインのサンティアゴ市と、姉妹都市!知らんかった。サンティアゴといえば、サンティアゴ巡礼。はいはーい、俺それ去年歩きました。
そして、田辺市といえば熊野古道。近年は外国人に人気で、こんなパンフレットが。確かに、外国人をよく見かけた。
証明書。両方とも巡礼を達成するともらえる特別仕様。
高野山の僧侶も何かしたらしい。
これらを見て思ったのは、「熊野古道歩きたい」ではなく、「サンティアゴ巡礼をまたやりたい!」てこと。
有田川町(和歌山)
龍神スカイラインを経て、高野山を目指す。新宮~潮岬~白浜~田辺と紀伊半島の海岸線を走ってて思ったのは、「もううんざり。。」前にも書いた通り、海岸線沿いでもアップ&ダウンが激しくて精神的に辛い。更に、キレイなはずの海の景色を見ても特に感動しない。個人的に海より山の方が好きなのだ、山登り好きだけに。これを見て気を悪くした方がいたら、ごめんなさい。でも、これが俺の率直な感想です。
という訳で、山の稜線を縫うように走る龍神スカイラインへとハンドルを向ける。
あらぎ島。有田川町のシンボル。日本の棚田百選に選ばれている。いいなー、やっぱり緑は落ち着く。
龍神村(和歌山)
龍神スカイラインに上るまでの坂道が急すぎて、ふくらはぎがパーン!て爆発するかと思った。しんど過ぎて、道の写真を撮る余裕なし。
ルートはこんな感じ。
獲得標高1,000m以上。上りきった時は、マジでヘトヘト。。登山の1,000mよりも、自転車で1,000m上る方がきつい気がする。もちろん、コース、荷物の重さ、気温、など条件が違うので単純に比較はできないけど。
本日のキャンプ地。標高1,200mなので、夜になると冷えて肌寒いくらいだ。快適。下界の蒸し暑さが嘘のよう。
龍神スカイラインからの景色。和歌山県は、本当に山が多い。県の面積の4分の3は、森林というから驚き。
高野山(和歌山)
遂に来た、高野山。前から来てみたかったのだ。友達に勧められたのもあり、最近は外国人観光客が沢山来ていて面白そうだ、こりゃ行くしかない、ということで。
奈良の黒滝村のおばちゃんたちと再会!俺が高野山に行くと連絡したら、じゃ、私たちも行く、となり一緒にお参り。
三本の松の葉を見つけると、ご利益があるそうな。四つ橋のクローバー的な感じか。
目を皿にして、三本松を探すおばちゃんたち。そんな簡単に見つかるんかいな?と思いつつ俺も探してたら。。あ、あった!見つけた!簡単に。見つけた三本松をおばちゃんにあげる。お世話になってるお礼に。あ、写真撮るの忘れた。
奥の院。
ここには数え切れないほどの沢山の墓がある。大企業の慰霊碑もある。シロアリの墓というのもあった。どういう経緯で、建てられたのか気になる。
翌朝早起きして、坊さんの朝のお勤めを見に行く。朝の凛とした空気が心地よい。お堂に着き、お坊さんたちのお経を聞く。声が低く静かなお堂の雰囲気と相まって、瞑想的だ。お経を聞きながら目を瞑り、考え事をする。ふと、疑問に思っていた「なぜ高野山に外国人観光客が押し寄せるのか?」の答えが見つかった。答えは、簡単だった。宗教だ。その国のお国柄をよく表すものの一つに、宗教がある。その特徴は、祈りの対象(仏様、大仏、観音様)、建造物(お寺、神社)や所作(お経や念仏、立ち振舞い)なんかに見てとれる。そして、そういうのを見て、彼ら外国人は何かを感じたり思ったりするのだろう。かつて、俺がミャンマーの敬虔な仏教徒や、パリのモスクのイスラム教徒を見て、美しいと思ったように。ここ、高野山ではそういう光景をたくさん目にすることができる。京都、奈良、鎌倉、日光なんかが人気なのも、同じ理由なのだろう。
宿泊したゲストハウス。洗練された雰囲気。
スタッフは親切、いろんな旅人が集まり皆で話ができる良い場所だった!やっぱ、ゲストハウスはこうでなきゃ。中でも印象的だったのは、日本人女子とイタリアンガイの二人組。二人ともドイツ在住で、女子の方はピアノの勉強、男子の方は俳優をしているという。女の子は、英語が上手いだけでなくドイツ語も喋れる。しかも、気遣いできる素直ないい子。色々、刺激をもらえた。イタリアンガイは、少し不思議な空気を帯びたヤツ。教えてないのに、俺の名前を当ててみせた。「宿泊名簿でも見たのか?」と訊いたら、「いや。Instinct(直感)だ」と答える。Seriously!?どことなく、サンティアゴ巡礼者にいそうな、スピリチュアルな男だな、と思った。
このゲストハウスだけでなく、時にはバス停で、時にはカフェで、旅人たちと出会いお喋りした。ここ2週間くらい、人との出会いやトークがなくて何だか残念だなーと気落ちしていた。そんなところに、沢山の出会いがあった。高野山自体に、何か引き寄せる力があるのかもしれない。
紀伊半島で走ったコースは、だいたいこんな感じ。どこから紀伊半島というのか知らんけど。一周まではいかなくても、紀伊半島"半周"くらいはしたのかな。伊勢は、前に伊勢神宮行ってるので、今回は行かず。
紀伊半島のまとめ
紀伊半島の自然を満喫&坂道に殺される
こんにちは、ポンです。
台風をやり過ごすため、停滞中。今年、台風多すぎやろ。
では、プレイバック。
天川村(奈良)
川、きれい!とんでもなくきれい。「奈良南部にある山奥の秘境感はヤバい。」という情報をネットで見かけたことがあった。それ以来気になり、一度来てみたかったのだ。
村のど真ん中を流れる川なのに、この透明度!なにやら美味しそうな魚がいっぱい泳いでる。じゅるり。
川遊び、せずにはいられない。水はひんやりと冷たく気持ちいい。連日の猛暑で火照った体を冷やすのに、ちょうどいい。
みたらい渓谷。村の奥にある景勝地。トラック大の岩がゴロゴロしてる。
観光客で賑わう。残念だったのは観光客のマナーだった。この渓谷に通ずる車道はとても細く、車がなかなか行き違えず渋滞が頻繁に起こる。そうすると、イライラし始める観光客たち。車を誘導する係員のおっちゃんにまで、罵声を浴びせる始末。酷い。きれいな自然と醜い人間たち、の対比が皮肉。
しかし、景色だけでいうならこの旅でもトップクラスの美しさだった。
地獄の峠越え。
天川村の自然を楽しんだ翌日、和歌山県方面へと抜ける為に、標高1,000mの峠を越える。朝から雲行きが怪しく、雨が振りだす。すぐにどしゃ降りの大雨になる。この地域は、もともと雨が多い。年間降水量が5,000mm(!)とも言われ、日本で一番雨が降る大台ヶ原の近くなのだ。
大雨×急坂。しんどい。めっちゃしんどい。「堂本剛の正直しんどい」。奈良県だけに。峠を登りきった時は、足はパンパン、体はびしょ濡れ、でボロボロの状態。写真は、この日唯一撮れた写真、峠の頂上。
この日のルート地形断面図。急坂が続き、足がパンパン。
ルート地図。
その後しばらく走ると、和歌山県に突入。人生初の和歌山。
北山村(和歌山)
ここは、日本で唯一の「飛び地」の市町村。周りを三重と奈良に囲まれているが、行政上は和歌山県。その理由は、昔盛んだった林業にある。山だらけの村は木が豊富で、材木を筏に乗せて下流にある和歌山県の新宮市にまで運んでいた。明治時代になり、廃藩置県で北山村はそれまで結び付きが強かった新宮がある和歌山県に編入した、ということだ。
急峻なV字渓谷を流れる川。
観光客向けの筏下り。(北山村のHPから)面白そうなのでぜひやりたかったけど、生憎満席でできず。残念。。
熊野川町(和歌山)
うひょー!!川、めっちゃきれい。重要なことだから、もう一度言う。
川、めっちゃきれい!!!
この川は熊野川。
ここでも、泳ぐ。流れが早い。流れに逆らって泳いでみるが、早くてすぐ流されてしまう。
ポカリのCMが思い出された。脳内BGMは、ミスチル「未来」。
碧い川、緑の山々。美しい。もう言うことはない。
川はくねくねと曲がりその度に景色も変わるので、走っていて楽しい。
熊野川は、この旅のハイライト。
走っていて、一番気持ち良い区間だった。
潮岬(和歌山)
山を越え、川沿いに下ると、海に出た。
紀伊半島の坂はエグい。海岸線沿いでも山と海がすぐ近くなので、アップ&ダウンばかりだ。登り坂がずっと続くより、こっちの方が精神的に辛い。やっと登りきった!と思っても、またすぐ次の登り坂&登り坂。。めっちゃしんどぉ!!
来た、本州最南端。潮岬。
100年以上前、トルコの船が遭難したときにここの住民が船員たちを救助した。「トルコ人で親日家が多いのは、むかし船が難破した時に日本人が助けたかららしいよ。」という話を旅人から聞いたことがあった。そうか、潮岬のことだったのか。
本州最南端の夕陽。夕陽をじっくり見たのは久しぶりだ。去年、スペインのサンティアゴ巡礼のフィニステーラ岬で見て以来だ。
他にも何人か夕陽を見に来ていたが、写真を撮って少し見ただけですぐ帰ってしまった。なので、一人夕陽を眺める。
灯台に灯りが点く。
奈良の山村の人情
こんにちは、ポンです。
引き続き、奈良県をゆるゆると南下していく。
長谷寺
桜井市にある山寺。鎌倉の長谷寺とここの長谷寺は関連がある。というのも、ここの観音様に使われている御神木が、鎌倉にどういうわけか流れついて鎌倉の観音様を造られた、という言い伝えがある。だから、両寺の観音様は似ているそうだ。ちなみに、長谷寺というのは全国にいくつもあるらしい。
うぉー!!超かっけー!
めっちゃ良い雰囲気。
本堂にある舞台からの眺め。
本堂内。
ここ桜井市は、そうめんが名産。三輪そうめん。他のそうめんより、こしがある感じがする。旨い。
黒滝村
吉野川を渡り、奈良県の中部へと入っていく。中部~南部は、山深い。急坂を登っていく。キツい。
道路のすぐ脇を流れてるのに、川遊びしたくなる透明度。ただ、よく見るとポイ捨てされてたゴミが散見された。観光客が捨てていくらしい。悲しい。
人口700人程の黒滝村、唯一のキャンプ場。
キャンプ場内。
キャンプ場の裏手には、川。緩やかな流れで深くもなく、家族連れで賑わう。
流れで、キャンプ場のお手伝い!
このキャンプ場に泊まろうと思ったら、お盆休みの為にあいにく満杯。しかし、バイク乗りに手厚くしてあげる、というご厚意で特別に敷地の隅に泊めて頂ける事に。ありがたい!そんで、ひとごこちついてスタッフのおじちゃん、おばちゃんたちと話していたら。。。
夕食もご馳走になってしまった!!天ぷらとおにぎり。ホンマ、ありがたい。
しかも、またまた流れでおばちゃんのお宅に泊めて頂くことに!!!感謝。
という訳で、タダ飯とタダ宿の代わりに、キャンプ場のお手伝いをさせて頂くことに。お客さんの車の誘導や、チェックアウト後の清掃など。
写真は、スタッフの方とそのご親族。お子ちゃまたちと川遊び、虫採り、ババ抜きやシャボン玉で遊ぶ。
スタッフの方々にも、すごいよくして頂いた。
夕食の野菜カレー。うまうま。
はぁぁぁー、めっちゃかわいい!おばちゃんの飼い犬・金太郎。
柴犬は、全動物の中で一番かわいい
と思っている。金太郎を連れて散歩も行かせてもらった。つぶらな瞳、ツヤツヤの毛並み、フリフリのお尻、あー、もうたまらん。。食べちゃいたい。
犬の散歩なんて、じいちゃんの家にいたワンコ以来だから25年ぶりぐらいやん。。
おばちゃんの朝食。魚、肉、キノコ、野菜、米、牛乳て。。バランスよすぎるし、旨いし、涙出そうなんやけど!
お米は、茶粥。茶粥とは、ほうじ茶で煮るお粥で奈良や和歌山で食べられる。さっぱり味。夏バテによさそう。
おばちゃん!結局、3泊もお世話になってしもうた。。
キャンプ場のみんな、おばちゃん、ホンマにありがとうな!
ところで、関西弁て響きがマイルドで親しみやすい、と感じる。
「ホンマに?にいちゃん、スマンなぁ。」
「おおきに。また来てや。」
「そんなようけ食べれへん。」
標準語なら「お前、バカ。」
な冷たい響きも
関西弁なら「あんた、アホやなぁ。」
となる。
そんな俺のお気に入り関西弁フレーズは、
「そんなこと、ようせんわぁ。 / 言わんわぁ。」
関西弁圏の三重県に入ってから10日以上、土地の人々の会話を毎日聞いていたら関西弁がうつってしまった。
だから、自分の関西弁を採点してもらおうと、おばちゃんにお願いした。
おれ「なぁなぁ?あんな、俺の関西弁を採点してくれんか?」
おばちゃん「ええよ。やってみ!」
おれ「「・$」(>→"):・)]!』→
どや!?」
おばちゃん「20点やな。」
奈良で、神社仏閣が好きな理由を考える。
こんにちは、ポンです。
旅に出てから20日程が経った。もうそんな経ったかというのと、まだ1ヶ月もないか、という感じ。時間の感覚がよくわからなくなっている。
では、プレイバック。
奈良(奈良県)
古民家が多くある街並み、良いわ。奈良を訪れるのは、15年ぶり修学旅行以来。当時は、東大寺と法隆寺の印象くらいしか残らなかったけど、今回はいかに。
奈良といえば、鹿。奈良公園付近は、鹿だらけ。
鹿の写真を撮りまくる観光客。外国人、特に中国人が多い。欧米人は、そこまで興味ない模様。
鹿に攻撃される観光客を沢山見た。それでも、めげずに写真を撮りに鹿に近づく人たち、という構図。
東大寺
南大門。
木造建築、落ち着く。
本堂。その巨大さに圧倒される。
大仏。なにもかもスケールがでかく、口を半開きにしてしばし眺める。高校の修学旅行の時は、こんなに印象は残らなかった。
楓?の葉を下から見上げる。
不思議な模様。
二月堂
落ち着く、ここ大好き。東大寺のそばに、こんないい寺があったなんて知らなかった。
山の中腹にあり、展望がいい。
奈良市を望む。
座ってホッと一息。風が心地良い。
ひっそりとした陰がある雰囲気、好き。
休憩所で、水やお茶を飲めるのも嬉しい。
平城京跡にあるカフェの本棚。いい本のチョイス。
パウロ・コエーリョ、モーターサイクル・ダイアリー、石川直樹さん等々、サンティアゴ巡礼や旅好きの心をくすぐられる本ばかり。
気になる本をピックアップして読む。
クレイジージャーニーの「東南アジアアヘン潜入取材」、「アジア納豆紀行」回、高野秀行さん。彼の本は、文章が読みやすく面白そうだ。彼の本、何か読んでみようっと。
石田ゆうすけさん、やはり文章がめっちゃ面白い。彼の本「世界で一番きれいな星空と危険なトイレ」は、俺に海外に行くきっかけを作ってくれた。それ以来、彼の本をいくつか購入したが、この本は未チェック。この本も読まねば。
なぜ寺が好きなのだろう?
大人になってから神社仏閣を好きになった。子供の頃は、全く興味なかったのに。そんな事を自問自答しながら奈良の街を散策していたら、ふと答えを見つけた!
①落ち着いた雰囲気
静かで瞑想的な空気。そんな場所が多いから、心が落ち着く。
②時代を感じさせる和風の建物
特に、木造のもの。逆に、過剰に華やかな造りのものはあんまグッとこない。
③山が近い所が多い
山好きとして、山の風景、緑が多く涼しい風が吹く、というあのロケーションは心落ち着く。
こうして見ると、落ち着いた空気を求めている事がわかる。そうか、だから俺は京都、鎌倉も好きなのか。①、②、③全ての条件を満たした神社仏閣、多いから。
結論 落ち着いた山寺が好き。
こうして、自分自身の事を再認識するのが、旅の醍醐味の一つ。
伊賀上野にてカミーノ・ファミリーと再会
こんにちは、ポンです!
溶けるような暑さは、相変わらず。しかも、また台風が接近中とは。暑すぎたり、嵐だったり、極端すぎ。
では、プレイバック。
お世話になったマリさんの家を出る。東京から400km近く走ってきた。そして、愛知県とも、ずっと走ってきた国道1号線ともお別れ。目指すは、三重県・伊賀市。
きれいな川、泳ぎたい!でも、暑くない朝のうちに、鈴鹿山地の上り坂を越えたかったので断念。今、川遊び欲がとても高くなっている。海じゃなくて川。冷たい清流で泳いで、涼んで昼寝したい。
車の交通量が少なく、のんびりした雰囲気。川のせせらぎ、風の音やセミの鳴き声をBGMに、頭をカラッポにしてゆっくり行く。とても気持ち良かった。
伊賀市(三重)
忍者の街、伊賀に到着。
街の至るところに、忍者が。
城下町なので、風情ある街並み。
寺もいくつもある。
本日の野宿場所も公園。
「ここをキャンプ地とする!」(水曜どうでしょう、藤やん風に)
山の中だから、夜は暑いどころか冷える。寒さで夜中に目覚めて、長袖のシャツとズボンを着る。熱帯夜なんてのはコンクリートジャングルの都市部だけで、自然がある所はちゃんと気温の冷却機能があるのだ。
去年、スペインのサンティアゴ巡礼で仲良くなった巡礼者・保さん。伊賀にやってきたのは、この街に住んでる彼に再会する為だ。何と、俺と一緒に公園で野宿することになった!元々、山登りやったり巡礼するくらいだから、アクティブなんだろうけど。しかし、ファンキーで元気すぎる70歳やで!!
ビール飲みながら、巡礼の思い出、伊賀、外国や旅行の話に花が咲く。保さん、次はサンティアゴ巡礼「北の道」を歩いてみたいそうだ、俺も歩きたい。いい評判を聞くので。
保さん、ありがとうございました。
そして、別れのあいさつは巡礼者におなじみのいつものやつで締めた。
"Buen Camino!"
豊橋でブラジル人の優しさに触れて
こんにちは、ポンです!
なんだかんだで、愛知県に一週間も滞在中。では、プレイバック。
豊橋
路面電車。街の中に路面電車があると、懐かしく感じる。路面電車のある街に住んだことはないのに、何故だろう?
スーパーのインスタント麺売り場にて。さすが愛知、というラインナップ。
豊橋は、カレーうどんが名物。ここ10年くらいの間に売り出してきたようで。
美味!
ブラジル人の友達・ロベルト。彼とはひょんな事からここ豊橋でつい一週間前に知り合った。台風が東海地方を直撃という危機的な状況で、泊まる場所に困っている俺を快く迎えてくれた。初対面にもかかわらず、とても親切にしてくれた。居心地が良くて、結局3泊もお世話になってしまった。
ロベルトは、トライアスロンをやるスポーツマン。かっこいい。
料理をご馳走になる。サラダ。
ビーフ。旨い!
ブラジルの伝統料理。ビーフ、豆、ライス、黄色いのは名前忘れた。美味しい!
ヴァネッサお手製のバナナケーキ。これも美味しい。
ルームメイトのジョンと。
翌日は、浜名湖でロベルトの友達たちとツーリング。車に自転車を積んで向かう。
浜名湖は、一周50kmでアップダウンも多くなく初心者向けな感じ。静かで落ち着いた雰囲気。
ロベルトの友達たちと。みんな、ブラジル人。気さくで良い人たち。
ロベルト、楽しかったよ。ありがとう。
碧南
そのロベルトの友達、マリさんとその大家さんと。マリさんも、サイクリスト。愛知は、自転車やトライアスロンをやる人が多いのかな?
マリさんの家に泊めて頂いたお礼に、親子丼をつくる。いつもの如く。なかなか美味しくできた。麺つゆ最強!
愛知県は、ブラジル、ベトナム、中国、台湾などの外国人が多い。それは、車関係の仕事が多く、仕事が見つけやすいかららしい。
彼らの優しさにびっくりした。
初対面にもかかわらず、二人とも俺に3泊するのを許してくれた。更に、二人とも仕事で家を留守の間、俺に家の合鍵をくれて好きにしていいと言う。家にある食べ物も食べていいよと。極めつけは、マリさん。冷房が効いてる涼しい部屋は彼女の部屋だけだから、一緒の部屋で寝ていいよ、と言う。いやいや、おれ男ですけど!?いいんですか?と訊いたら、わたし気にしない、と答える。。
気になっていた疑問をロベルトに訊いた。「何で俺を家に泊めてくれたの?俺、初対面なのに、不安はなかった?」
彼は言う。
「台風で困るだろうから、助けたかった。」
何なんだ、この優しさと寛大さは?見ず知らずの違う国籍の人間を、快く泊めさせてあげ合鍵まで渡す日本人が、現在の日本にいったい何人いるだろうか。やはり、国民性の違いなのだろうか?そもそも、親切や優しさって何だろうか?旅をすると、色んな事を考えさせられる。だから、旅は面白い。
今、一つ言いたいことは。