予想以上に坂の街・長崎
こんにちは、ポンです。
前回、美味しいつけあげを食べて大満足したいちき串木野市を発ち、熊本県へ。北上し熊本市内を観光したあとは、またもやフェリーに乗り込む。次の目的地は長崎県。
地元民からは親しみを込めて「普賢さん」と呼ばれてるとか。
島原半島到着。
阿蘇の時と同じく、博物館にて火山の勉強。
雲仙普賢岳といえば、火砕流で数十人の人が亡くなった平成の噴火が有名。
道の駅では、土石流で被災した民家を保存してある。災害の記憶を風化させない為に。
せっかくなので雲仙普賢岳を登山しようと思ったが、天気があまり良くないのでやめた。PM2.5の影響があるのか、まだ空がガスっている。少し後ろ髪を引かれる思いを抱きながら、島原半島をあとに。普賢岳はまた別の機会やな。
長崎市に到着。坂が多い。多すぎ!予想以上に、坂が多い。
写真で伝わるだろうか、この急傾斜。
長崎駅前。目の前に山が迫っている。
長崎新幹線の工事中。3、4年後に開業予定。
長崎市内をブラブラする。
長崎港近くの公園。急峻な山と海。長崎には平坦な場所は少ない。それでも、
向こうに見えるのは稲佐山。福山雅治がライブしてたよな。明日は、自転車であれを上ろう。
昼飯は皿うどん。さっぱりしていて食べやすい。野菜豊富なのも、ありがたい。旅行中は、中々野菜を食べるのが難しいから。
翌日、稲佐山を目指し自転車を漕ぐ。
傾斜がキツイ。キツ過ぎる。先日の霧島、えびの高原越えを思い出させる急坂。
急斜面に建つ街。
汗が滝の様に吹き出し何度も休憩。必死の思いで坂を上ってても、なぜだか嫌な感じはしない。疲れるが、達成感を味わえるのが気持ちいい。
山頂の展望台。
稲佐山山頂からの眺め。
腹ごなしは、ちゃんぽん(¥600)。
平和記念公園を見学中の子どもたち。
夜ライトアップされた教会。教会を見ると、沢山の教会を見かけたサンティアゴ巡礼を思い出す。
街中にあったホテル。洒落た外観。白と青の模様と色使いが、モスクなどのイスラム文化の建造物に似てる。
長崎といえば、カステラもある。まだ食べてなかったので、スーパーで購入。¥200。
祐徳稲荷大社。京都の伏見稲荷大社などと一緒に、日本三大稲荷といわれることもある、、らしい。
坂を登っていく。
神社にしては、中々の急登。だが、こちらには九州の険しい山々をサイクリングして培った体力がある。ひいひい言ってる観光客を横目に、スイスイと登る。
山頂から佐賀市内を眺める。平野が多くなってきた。
祐徳稲荷のあと、佐賀市内を通過する。展望台があったので、上ってみた。
右を見ても
左を見ても
平野。佐賀平野だ。その広大な土地を生かして、米や玉ねぎが特産品だ。熱気球の世界大会も開かれる。着陸できるスペースがあるからだろう。それにしても、こんな広くて平らな土地を見るのは、久しぶりだ。いつ以来だろう。九州に来てから初めてだ。それだけ、九州は山深いということだ。奥の方に山々が見えるが、だだっ広い平野だ。関東の首都圏に住んでたら、当たり前の景色なんだけどな。なんだったら、関東平野の真ん中だと、山が見えることも稀だ。不思議な感覚。旅に出ると、それまで自分にとって当たり前だった物事が、実はそうではないことに気づかされることがある。だから、旅は面白い。
平野を東進する。平坦な道は、自転車は楽々に進む。佐賀を出たら、すぐに福岡・久留米市に着いた。車、車、車。。。何じゃ、こりゃ。街が車や物で溢れかえってる。都会だ。
野宿する公園を探す。公園内でポイ捨てされてるゴミを見かけた。ヤンチャな若者のバイクが耳障りな爆音を響かせる。。うんざりだ。
唯一の救いは、ラーメンが美味しいこと。あっさりとんこつラーメン。久留米ラーメン好き。翌朝、逃げるように久留米をあとにした。