「インスタ映え」に見る、心の豊かさ
こんにちは、ポンです!
こないだ街を歩いてたら、職質を受けた。俺はテンパったのもあって、「え?大麻なんか吸ってないっすよw」と冗談のつもりで言った。悪手だった。。。警官の目の色が変わる。その日の俺はユル~イ服装って事もあって、念入りに持ち物を検査された。もちろん何も出てこず、無事に解放された。
「大麻」なんて言葉、普通は出てこないもんな。カナダのネルソンにいた時、周りがやってる人ばっかだったから、俺も「大麻」て言葉に抵抗感がなくなってしまった(笑)
さて、今日はインスタ映えの話。
フォトジェニックな場所、お洒落なナイトプール、華やかなスイーツetc.
「インパクトのある写真を、誰かと共有したい!」
その気持ちわかる、わかるよ。俺もSNSで投稿するから、旅先や登山で撮った風景なんかの写真を。でも、ここ最近はその風潮が行き過ぎてやないかい?
良い写真撮れた→みんなに共有したい!
じゃなく、
みんなに共有(自慢)したい!→良い写真撮らなっ!
と、順序が逆になってる。リア充アピールしたいが為に、いい写真のネタを探してると感じる。自分は、そうはなりたくない。てか、そんなのめんどい。
こないだ、街で芸能人を見かけた。大久保佳代子、高嶋政伸、高島礼子、片瀬りの。ロケをしていた。俺は写真を撮ろうとスマホに手を伸ばしかけたけど、思い止まりやめた。だって、俺は彼らのファンではないし、心が動いてなかったから。撮る理由がない。
自分の心が動いた・震えた時だけ、写真を撮りたい。
人は華やかな見た目のものに、飛びつき易い。
やれ、
イケメンだ
美少女だ
死ぬまでに見たい絶景だ
分かりやすいものに弱いのだ。特に、男はそうなのかも。だから、巨乳のAV女優や風俗のパネマジが後を絶たないのだろう(笑)
でも、絶世の美女じゃなくても、一緒に笑い合えて旨い飯を食える人なら、それは大切なパートナーだ。
表面の見た目だけじゃなく、内面や本質が大事なのだ。
これは自分への戒めも込めて。
本当に大切なモノは、数字で表せず目には見えない。
そんなモノは少なくない気がする、と俺は考える。
お金をいくら持ってます
動画の再生回数が何百万回を突破した
投稿についたイイネの数
CDがミリオンヒットした
等々
確かに、その人・物事を評価する「目安」にはなるだろう。だけど、それらの数字が全てじゃない。その事の本質を理解するには数字だけでは不十分だ。
例えば、日本は経済的にも物質的にも豊かな国だ。GDPなどの数字だけを見るなら、世界でもトップクラスだろう。しかし残念ながら、年間何万人も自殺する国が果たして「豊か」であり「幸せ」なのだろうか?
(もちろん、生活していく上で最低限のお金を稼がなければいけないのは、当然だ。)
本当に大切なモノは、目には見えない。
物事は、簡単に数字だけでは表せないし、表面の見た目だけでは本質を見逃してしまう。だけど、
今の日本は「外面至上主義」が強すぎる
と感じてしまう。
もし、見た目や目安の数字だけで物事の良し悪しを判断できたら、楽だろう。だけど、それじゃ単純で味気無いだろう。
それが、もどかしい。でも、だからこそこの世の中は複雑で面白いのかもしれない。