LIFE IS A TRIP! ~🇨🇦カナダワーホリ経由、🇪🇸サンティアゴ巡礼行き~

32才♂が、2017年9月にスペイン・サンティアゴ巡礼を目指す! NZワーホリ、ネパール・ミャンマーの旅、カナダワーホリを経て現在ヨーロッパを旅行中。ハイキング、音楽やサブカル、そして穏やかでイキイキしてる人が大好き。

電車に飛び込まなかった日

カナダからこんにちは!ポンです。

 

今回のブログのタイトルが物騒だけど、この事には触れずにはいられない。何故なら、これもサンティアゴ巡礼をしようと思ったきっかけの一つだ、今になって思えば。ある出来事があった後、その出来事に絶望したピークの時の心境を、半年後か一年後に振り返って詞?として綴ったものがこれ↓

 

 

 

駅。電車を待っている。


悲しみ、絶望、怒り、虚しさ、虚無感、憎しみ。。。この世に存在し得る、ありとあらゆる負の感情。それら全てが、心の中でぐちゃぐちゃになってある瞬間、キュッッて胸を締付けた。視界が狭くなり、暗くなる。息がうまくできない。苦しい。
そんな時、電車がホームに滑り込んできた。その刹那、ある事が頭をよぎった。


「今、何歩か前に踏み出せば、楽になれるな。そうするべきか?どうしようか?」


足に力が入らない。自分の足が、ただの棒の様だ。そんな僕の目の前を、電車が猛スピードで横切り、やがてホームに停まった。

あの時。あとほんの少し、もっと絶望していたら。誰かの肩が軽くぶつかっていたら。僕は今、ここにいない。


自殺する人の気持ちが少し理解できた。自殺する人の中には、死のう、と思ってする訳ではなく直前までするつもりのない人もいるのだろう。でも、何かが弾けて切れて、何かに誘われる様に、その命を断つ。
だけど。僕は飛び込まなかった。僕はまだこの足で立っている。


僕は今も、あの日電車に飛び込まなかった理由を探している。

 

 

 

いや、恐いわ。我ながら読み返してみて恐い。そんな遠くない昔の話。だけど、あの時の感情はまだ何となく覚えてる。

 

この出来事がなければ、サンティアゴ巡礼に行く事はなかったと思う。ネパールにトレッキングや、ミャンマーにバックパックしにも行かなかったかもしれない。当時は心の底から、絶望したし憎んだりもした。でも、今は感謝してる。だって、人生でベストのトレッキングができたネパールも、それに匹敵かそれ以上の物になるかもしれないサンティアゴ巡礼に行く、きっかけとなったから。結果的に。人が人を信頼するのは、如何に難しいか。そして、本当に信頼できる人に出会えた事が如何にかけがえのない事かを。

 

当時、友達がこう言ってくれた。

 

『今は死にそうな程に辛くても、その出来事に感謝する日がいつか来るから。絶対に。だから死ぬな。生きろ。』

 

と。その時の俺は、そんな言葉を信じられなかったけど、今ならわかる。友がくれた言葉の意味が。ありがとう。

 

カミーノをやる人々は、色んな人生や想いを背負って歩きに来る。離婚、死別、病気、無職。。。そんな人たちに比べたら、俺が抱えてた闇なんてちっぽけなものだった。だけど、底のない悲しみに溺れた事を経験したからこそわかる、人の悲しみや悩みに敏感になったと思う。そんな人たちの悩みを自分が癒したり解決できるとは思わない。ただ、人々と笑顔や楽しい事をカミーノで共有できたら、と思う。今後のお互いの人生を歩いて行く為のエネルギーに。

 

サンティアゴ巡礼まで、あと8日!