LIFE IS A TRIP! ~Tour de JaPON 「自転車日本一周の旅」~

2018年夏、自転車日本一周の旅へ。自転車歴2ヶ月33才♂が奮闘。2017年秋、スペイン・サンティアゴ巡礼900km完歩。動画は→https://youtu.be/luRrk8gVzeg 好きな国は、ネパール、ミャンマー、スペイン、カナダ。山登り、音楽やサブカル、そして穏やかでイキイキしてる人が大好き。

コロナウィルス騒ぎの中、インドを旅して思うこと

こんにちは、ポンです。

 

コロナウィルスの感染拡大が世界中で止まらない。

3月10日現在、全世界の罹患者数が110,000人で死者数が4,000人。日本の罹患者数は500人で死者は10人。ここインドは60人感染し死者は0。

以上のデータは、以下二つのサイト参照。

 

Coronavirus

(↑をクリック)


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新型コロナウイルス 日本国内の最新感染状況マップ - NewsDigest

(↑をクリック)


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ここインドでも、警戒ムードが強くなってきた。一週間前までは感染者数を6人で抑え込んでいたのが、ここ一週間は毎日のように感染者や感染疑いのニュースが報じられている。それに対するインド政府の動きは迅速だ。感性拡大している国の人々のインド入国を禁止・制限している。日本からの入国も制限されていて、日本向けのVISA(通常、e-visa、アライバル)の新規発給を停止。それどころか、既に発給済みのVISAも無効にしている。インドに入国する為には、各国のインド大使館にわざわざ出向いて新しいVISAを取り直さなければならない。この措置は、インドに既に入国済みの人たちは対象外。なので、俺は送還されることもなく予定通り日本に帰国する。そんな最悪な事態も覚悟してたが、なんとか大丈夫だった。それにしても、インド政府の対応は平和ボケしてる東アジアのどこかの島国とは違う。

 

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ムンバイの道路横にあったコロナウィルスについての大きな啓発看板。

「熱や咳をしている人との濃厚接触は避けなさい。」

と書かれている。

 

Webニュースでインドの情勢をチェックしていたが、ここ最近は連日コロナウィルス関連のニュースばかりだ。インド首相がホーリ(ヒンドゥー教のお祝いごと)には参加せず不特定多数との接触を避けるよう人々に呼びかけたり、挨拶する時は握手は控えるように言ったりするなど。


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https://m.timesofindia.com/

 

1ヶ月半インドを旅している俺にも、コロナ騒動の影響が出てきた。

旅の序盤の1月下旬~2月上旬は、平和だった。外国人観光客がほとんといない下町みたいな地区を、ブラブラうろつくのが好きだ。地元民は俺に視線を向ける。好奇の目だったように思う。テュクテュクの客引きは煩わしいし、おれが「日本人だ」と言うと「オー、ジャパン!」と友好的だった。

しかし、感染者が増えてきたこの3月は状況が変わってきた。人々の視線は相変わらず受けるが、その目に好意はなく不安や戸惑いの色が宿っているように感じられる。人混みを歩いていると、「コロナウィルス!」という大きた声がどこからか聞こえた。俺に向けられたものかわからないが。また、ムンバイのホテルでチェックインしようとすると断られた。「なぜ?」と訊くと、「ローカル専用だから。」と答える。そんなバカな。「部屋が空いてるじゃないか!」と問い詰めたところで、埒があかない。これ以上粘って面倒事になるのはご免だから、撤退した。ウザかった客引きから声をかけられることは明らかに減ったし、「どこ出身だ?」とまるで詰問してるかのように尋ねてくる。薬局でマスクを買う。インドには、まだマスクはある。安いのは売り切れて一つ150円もしたが。その時の薬局スタッフの俺に向ける視線も痛かった。そんな人々の反応も俺は理解できる。逆の立場で、日本に中国、イタリア、イランや韓国人の観光客を見かけたら、どんな反応をするだろうか?

もしかしたら、俺が意識過剰や疑心暗鬼になってるだけかもしれない。でも、一度こうなったら厳しい。楽しいはずの旅も、心の底から楽しめなくなってしまう。周りや人を気にしながらビクビクするなんて、精神衛生上よくない。3月に帰国すると元々予定していたが、ここらが潮時だと思った。日本に帰ろう。

 

 

 

思うに。ここまで人々がコロナウィルスを恐れている理由は、「未知」だからだ。人は自分の知らない、知識が及ばない得体の知れないものに、警戒し、怖がる。そんな恐怖心が人々を偏見、デマや、差別に駆り立てる。それは世界中のどこでも起こり得る。人々はコロナに過剰反応し過ぎなんじゃないかと思う。致死率がバカ高い訳ではない。が、やはり未知のウイルスというのが怖い。有効な治療薬はない。一度回復しても再度罹患する場合もあるし、ウイルスが突然変異して強力になる可能性だってある。

これを書いている俺だって、感染してない可能性は0ではない。これを読んでくれているあなたもそうだ。

 

「人類に逃げ場なし」

昔遊んでいたTVゲームで「スーパーロボット大戦」というのがある。プレイヤーは、味方のガンダムマジンガーゲッターロボヱヴァンゲリヲンなどのロボット達を使い、敵対勢力の地球人、異星人や宇宙怪獣と戦い、地球を守るというストーリーだ。そのゲームにこんなキャッチコピーが使われていたのを思い出した。コロナは南極以外の全ての大陸で拡大感染中だ。ま、これは大げさだが。

 

 

 

自分らにできることは、人が集まる閉鎖的な場所は避け、適度な食事、睡眠と運動を摂り、免疫力を高めることなんだと思う。

ゴアのヴィーガンレストランでworkaway

こんにちは、ポンです。

 

ハンピからバスで、南インドの西海岸に位置する村・ゴカルナへ。そこで2日ほどゆっくりして、更にバスで北上してゴアへ。

今まで訪れた場所は、ほぼ友人・知人からのお勧めされた所ばかりだった。だが、今回のゴアは自分で行くのを決めた場所だ。それは、workaway(ワークアウェイ)で見つけた。

 

workaway(ワークアウェイ)とは

奉仕者は1日5~6時間、週5日~6日ほど働くかわりに、ホストは奉仕者に食事と寝る場所を提供する。金銭のやり取りは一切なくて、労働と寝食を交換し合うボランティアの一種。労働内容はホストによって様々で、ゲストハウス、飲食業、子守り、学校、農業など、多岐に渡る。最低限1~2週間は奉仕して欲しい、というホストがほとんど。奉仕者はworkawayer(ワークアウェイアー)と呼ばれる。奉仕者は登録料を支払い会員になる。ホストは登録無料。奉仕者はワークアウェイのホームページから、働きたい国や地域、作業内容を絞り込み検索できる。

 

労働と寝食を交換し合うという点でWWOOF(ウーフ)と似ているが、異なる点がいくつかある。

・作業内容は、ウーフが主に農業、ワークアウェイは色々。

・ウーフは管理してる団体が世界各国にそれぞれ別れている。(WOOF Japan, WWOOF India, WWOOF Australiaなど) ワークアウェイは、世界共通。

・なので、ウーフは異なる国でウーフする場合、それぞれの団体に登録料をそれぞれ支払わって会員にならなければならない。ワークアウェイは一度の支払いで世界各国のホストの下でワークアウェイできる。

・ホームページの言語は、ウーフは日本語対応(WWOOF Japanのみ)。ワークアウェイは英語のみ。

ウーファーは農業者や農業に興味ある人や自然が好きな人が多い。ワークアウェイアーは世界各国を旅するバックパッカーやお金を節約して旅行したい若者が多い。(これはあくまで俺の個人的な印象)

 

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ワークアウェイに興味ある人は↓をどうぞ。https://www.workaway.info/

 

インドの農業を体験したかったので、当初はウーフするつもりだった。忙しい都市の喧騒から逃れ、静かな自然に囲まれて農業に触れてみたかった。しかし、ウーフインドのホームページレイアウトが見づら過ぎてホストが探せなくて断念。自身初のワークアウェイに参加することにした。(と言っても、山口の農家や湯布院の原っぱカフェでウーファーとして働いていた時に、何人ものワークアウェイアーと一緒に働いていたことはある。)

それにしても、初のインド旅で土地勘も全くなく現地の友人もいない自分が、どうやってホストを探そうか?そんな俺が検索ボックスに打ち込んだ言葉は、「cooking」や「restaurant 」だった。インド料理を習えたらな、と検索してみるといくつかあがってきた中で良さそうだったのがここゴアにあるヴィーガンレストラン「BEAN ME UP」だった。俺はヴィーガンではないが、ヴィーガン料理は健康的で好きだ。ワークアウェイ期間は一週間。ゴアは海沿いのリゾート地ということくらいの知識しかなく、どんな場所なのかほとんど何も知らなかった。インドの一番小さな州で、主に西洋人のリタイヤした高齢者や旅人が集まるパーティーだらけの場所。というのは後から知ったこと。

 

ともかく、ゴカルナからバスを乗り継ぎゴアへ。
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BEAN ME UP入口。オーナーは陽気なインド人だった。名はショーン。従業員はインド人と何人かのネパール人。


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木々が影を作り暑さを和らげ、そよ風が吹き抜ける。スピーカーからは、ミニマルなクラブミュージックが常に流れている。


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ワークアウェイである俺に、客室の一つがあてがわれた。

 

近くでナイトマーケットがあるぞ、とショーンから誘われ、連れてってもらう。
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あちゃ~、だいぶパーティーパーティーしとるな。。。


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西洋人たちが、休暇や退職後にここにバカンスに来てる、という感じがムンムン。


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ゴアにはサイケデリックトランスのパーティーが多いぞ、とショーンが言った。サイケトランス。。。俺が一番聴かないジャンルの一つだな。これから一週間、ゴアでうまくやっていけるだろうか。

 

 

 

翌日からワークアウェイ開始。作業内容は拍子抜けするほど簡単だった。ウェイター。

 

・来店時、テーブルにメニューとマットをひく。

・退店後、下膳してテーブルをひく。

 

以上(笑)

 

 


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ここでは、一日二食のご飯を提供してくれた。賄い食でなく、メニューから選んでよいと。フルーツ盛り沢山のボウル、ブリトー、パスタ、カレーなど。全てヴィーガン。どれもこれも綺麗に盛り付けられていた。さすがに値段は、メインの食事一品で250~400ルピー(380~600円)と、大衆食堂の2~4倍という感じ。でも、それも納得の美味しさ。

 

さて、そんなひっきりなしにお客さん来る訳もなく、暇をもてあそんでいた。つっ立っていると、従業員たちがまぁまぁ座れよ、と椅子を勧めてくれた。椅子に座って彼らとお喋りするが、何もやる仕事がない。ショーンに訊いても、ゆっくりしな。君はいま休暇中なんだから。と言う。その言葉はありがたい。が、やはり手持ち無沙汰なのはバツが悪い。素晴らしい飯を頂きキレイな部屋に泊めてもらってるし、罪悪感を感じ始めてさえいた。何かできることはないかと自分で考え、客席の机と椅子の足や電球についてる汚れを布巾で拭いていく。


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あとは、日本食を2~3品作らせてもらった。彼らに試してもらうため。ほうれん草のおひたし、人参の漬物そして豆腐ディップソース。キッチンが違うだけでなく、違う国で調理するのは、勝手が違うので難しい。良い経験だったが。


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キッチンの様子。


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を撮影してたら、一緒に写真撮ろうぜ、と言ってきたインド、ネパールの若者たちと。


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みなフレンドリーで良いやつらだった。




そろそろ日本帰国日が近づいてきたので、近くのスーパーでお土産を買う。

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各種スパイス。カイエンペッパー、ターメリック、シナモン、クローブ、カルダモン、

フェネグリークなど。50円/100gほど。日本で買ったらもっと高いだろうな。10倍以上するかな?


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トュルシーティー。和名はカミメボウキ。シソ科の一種。ストレスを和らげる効果がある。千葉のヴィパッサナーセンターでサーバーとして奉仕してた時にトュルシーティーのことを知った。飲みやすく美味しかったので、このインド旅で買ってみたいと思っていたのだ。

 

 

 

初のワークアウェイをしてみて

もっと色んな作業に携わりたかった。オーダーを取ったり、料理を運んだり。英語の勉強にもなったろうし。ただ、それには一週間は短かったようだ。最低滞在期間が2週間~のところを、俺の都合で1週間だけでさせてくれないか?と頼んだ。ショーンはそれを快く受け入れてくれたのだ。ありがたい。もっと俺が長い期間働けていたら、オーダー取りなども教わっただろう。インド人とネパール人のスタッフたちもみないい人ばかりだった。

 

 

 

ウーフもワークアウェイもとてもお勧め!

ボランティア側は、宿泊費や食費を節約できて、その地域や国の文化、食、地元の人々たちと触れあえる。ホスト側は労働力の確保や旅人や外国人との交流を楽しめる。お互いにWIN-WINだ。興味ある人は、是非試して欲しい。

筆舌に尽くしがたい絶景、巨岩と遺跡の村ハンピ

こんにちは、ポンです。

 

ヴィッパサナーをしたアルナーチャラを後にし、夜行バスに乗る。バンガロール経由でハンピへ。巨大な奇岩と遺跡で有名な小さな村。世界遺産に登録されている。

 

早朝にハンピに着き、宿を探す。中々、空室が見つからない。あっても、1000~1500ルピー(1,500~2,300円)と高い。インドはいま、4連休のただ中だった。ようやくリーズナブルな宿を見つけチェックインする。レンタルバイクを借りて、ハンピ観光に行く。


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十三世紀~十六世紀にあった王国の遺跡。ハンピやその周辺に数多くの遺跡群がある。これまでのインド旅で見てきたカラフルな寺院ではなく、茶系単色で落ち着いた感じ。個人的にこういう土臭い土着的な方が好み。

 


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焼けつくような日射しとココナッツの木々が、南国の雰囲気を醸し出す。


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巨岩。10メートルはあろうか。こんな岩が、ハンピにはゴロゴロある。


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公衆浴場跡。インドにも風呂に入っていた人たちがいたのか。


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大浴場?デカイけど真ん中が深すぎる。面白いデザイン。


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水道橋。

 

観光から帰り、宿で飯を食べる。
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キムチチャーハン。世界各国の料理が好きなインド人オーナー。宿の名も「コリアンレストラン」。キムチは自家製。インド人が韓国料理を作るなんて珍しい。

 

夕方、近くの岩山へ出かける。夕陽を見るため。
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高さは100メートルほどだろうか。


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15分で展望台に着いた。そこからぐるっと四方を眺める。


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見渡す限り巨岩が積み重なっている岩山だらけだった。こんな景色、今まで見たことない。呆けた様に口を開けながら、目の前に広がる絶景を味わう。ああ、いま俺は人生で初めての事を体験しているな、と素晴らしい気持ちになる。なぜどのようにして、この地形ができたのか未だに謎だそうだ。自然の神秘だ。

いままでの旅を思い返してみる。ネパールのエベレスト街道。ミャンマーバガン遺跡群。モロッコサハラ砂漠。スペインのサンティアゴ巡礼。どれも心に深く刻み込まれている。死ぬまで忘れないだろう。そんな出来事や経験をしたい。そして、そんな場所を幸運にも見つけられた。ここハンピを教えてくれた安曇野イラムカラプテの大ちゃん、ありがとう。


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風がとても心地良い。


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太陽が沈む。


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夕暮れ時が、一番美しい時間帯だと思う。

 

翌朝、4時に起きる。俺にしては、めちゃめちゃ早起き。昨日と同じ岩山から朝日を見に行く。


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東の空には雲が少しあり、その上から太陽が昇ってきた。


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日の出と日の入りを見る時、地球はやっぱり自転しているのだな、と実感する。


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山頂は沢山の観光客で賑わっていた。主にインドの若者。音楽を大音量でかけていた。彼らは目の前の壮大な天体現象よりも、友人たちとお喋りして写真を撮ることの方に夢中なのだろうか。


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日の出を眺めてから、宿「コリアンレストラン」に戻って昼飯。
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定食「ターリー」。ミールスと同じような感じ。これがとても旨かった!この旅、トップクラスの飯。レシピをオーナーに訊いた。生野菜のヨーグルト和えはとても簡単そうだし、こんど自分で作ってみよう。

 

さて、今日も夕陽を眺めに岩山へ行こう。ただし、昨日とは違う岩山へ。人がいなくて静かな場所。寝袋を持っていき、そこで野宿する。


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本日の夕陽&野宿ポイント。


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今日も陽が沈む。


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今日も大勢のインド若者グループが夕陽を見に来ていた。しかし、彼らは日が落ちると、帰ってしまった。もったいない。ここからが、本当に美しい時間なのに。


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空と雲が陽の光を反射して、幾重にも鮮やかな橙色の層を成していた。

 

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お気に入りのCaravanを聴きながら、夕焼けを眺める。

 


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寝袋を広げて、岩の上で仰向けになる。星が瞬いている。ハンピは星がよく見える。車が少なく自然が多いので、空気が澄んでいるのだろう。

 

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帰り道、地元民たちが川で洗濯や行水をしていた。


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翌日は、ボートで川の向こう岸へ渡る。


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1分20ルピーの船旅。


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川の反対側は、水田の緑で覆われていた。


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風に田んぼの稲が揺れる。好きな音楽を聴きながら、緑の中を歩く。とても気持ちよい。


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遠くの山のてっぺんに、寺が見える。あそこまで歩くか。


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近くで見ると、中々の急傾斜。


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階段を上り、


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また上り、


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岩の下をくぐり抜けると、


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山頂に着いた。


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山頂からの眺めは壮快。


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山を後にし、船に乗って帰る。コリアンレストランに戻り、夕食。f:id:sailingday0111:20200305204930j:image

料理好き、宿のオーナー。せっかくなので、横で調理してるとこを見せてもらう。


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大量にトマトを使う。トマトの値段を訊いて驚いた。20ルピー(30円) / Kg!日本だと、拳大のトマト(150gくらい?)が、100円とかか。インドは野菜も果物も安い。その理由は農薬をたくさん使用して収量を上げているから。そうしないと13億人もの胃袋を満たせない、と聞いたことがあるが、そうなのだろうか?その話も納得なくらい、インドのそこら中で、大量の果物や野菜が路上で売られている。


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トマトマサラの完成。


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旨し。


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他の客からパスタの注文が入った。パスタはその都度、生地から作っているようだった。


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少し味見させてもらう。

パスタの他にも、韓国料理、スペイン風オムレツやオムライスなんかもメニューにあった。オーナーは本当に料理が好きなようだ。俺も帰国したら、何の料理作ろうかな。

虫の音×半袖短パン×オリオン座

夜、空を見上げると見慣れた三つの星が直線に並んでいた。冬の星座の代名詞、オリオン座だ。

どこからか、涼しげな虫の音が聞こえてくる。日中は30度を超す暑さでも、日が落ちて夜になれば涼しくなる。

 

ギリシャ神話では、オリオンは狩りの名手だったそうだ。だが、それに驕ってしまった。見かねた女神が差し向けたさそりの毒により、オリオンは死んでしまう。だからいまでもオリオンはさそりが苦手だ。さそりが東の空から上がってくると、逃げるように西の空に沈んでいってしまう。

オリオン座は冬の夜、さそり座は夏の星座。この二つを同時に見ることはない由縁だ。

 

「ああ、そうか。ここは南半球だったか。だから、冬でもオリオン座が見えるのか。」

 

そう思ったのも束の間、違和感を覚えた。

 

「ん?いやいや、インドは南半球じゃなくて、北半球やろ。」

 

どういうことだ?

 

「あれ?いまは夏だっけ?いや、オリオン座が見えてるから、冬のはずだ。ん?あれ??」

 

頭が混乱する。

 

「ああ、そうか。」

 

しばらくして、理由がわかった。原因は季節感のずれ。日本でオリオン座を見る時は、冬だ。服を三枚も四枚も着て厚着をしている。春か秋の早朝や真夜中に見かけることもあるが、薄着ではない。しかし、今いるのは南インド。1月2月でも気温が30度や35度を超す常夏だ。半袖短パンにサンダルと夏の格好。虫の音は秋の雰囲気を醸し出す。見上げると、冬の星座オリオン。季節感がめちゃくちゃだ。でも、これがここの1月2月の光景なのだろう。寒い夜に凛とした澄んだ星空を彩るオリオン座が、1月2月の日本の光景。

 

自分の、日本の常識は、他人の、他国の非常識。自分の「当たり前」が、実は全世界共通ではない。そんな考えればわかるような事が、自分の肌で身をもって体験できる。それが「旅」だ。旅の醍醐味の一つ。だから、俺は旅が好きだ。

聖地アルナーチャラでヴィパッサナー瞑想

こんにちは、ポンです。

 

いま世界を恐れさせいるコロナウィルス。ここインドでも、最南州のケララで3人感染者が出ている。他にも、隔離され経過観察されている人もいるとか。日本は日に日に状況が悪くなっているようだが、早く落ち着いた生活が戻ることを願うばかり。

 

さて、前回は涼しいデリーから常夏のチェンナイに降り立ったのであった。そこからバスに乗り、4時間で次の目的地・ティルバンナマライへ向かう。

 

 

スピリチュアルなティルバンナマライ
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聖山・アルナーチャラ。


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インド最大級のヒンドゥー寺院。


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さて、この旅でヒンドゥー教の寺院をいくつか見たが、どれもあまりしっくり来ない。何故だろう?全体の雰囲気か、建造物の建築様式か。ミャンマーで寺院やパゴダ「仏塔」を見て回ったときは、印象に残っているのに。

 

 


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世界中から人々が修行しにくる「シュリ・ラマナシュラマン」アシュラム。


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内部。外の騒がしい喧騒とは別世界の様に静か。


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ホールでは人々が瞑想をしている。


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犬もスリーピングメディテーション


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庭に菩提樹。人は木陰で読者したり休んだり。


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大分県別府の南インドカレー屋「Tane」さんとバッタリ出くわす。お店を休んで料理研修の旅をしてるとのこと。

 

 

 

アルナーチャラでヴィパッサナー瞑想

アルナーチャラの瞑想センターで、10日間コースに生徒として参加した。

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センター入口。


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かなり広い敷地。京都の数倍、千葉の二倍くらいあるかもしれん。遠くに見える三角形の屋根の建物は、パゴダ。生徒が個人瞑想時に使用できる。


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宿舎と食堂を結ぶ小路。庭には、いろんな花が咲き、蝶が舞い、鳥がさえずる。とても静かで平和な環境。こんな穏やかな心境は、インドに来て以来初めて。


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食堂入口。裸足で歩く人も多い。自分も裸足で歩いてみると、足裏の刺激が心地良い。


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食堂内部。


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宿舎。


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宿舎内部。


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部屋は二人一部屋だった。古い生徒何名かに、個室があてがわれていた。ところで、ベッドが異様に固かった。空港や駅の床で寝るのとそんな変わらんとすら思った。これは生徒が快眠して朝寝坊しないよう、わざと固くしたセンター側の狙いだと思う(笑)キャンプ用のマットレスを持ってくればだいぶ違ったかな。


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最終日のday11、先生、生徒や奉仕者たちと。生徒は大半がインド人、欧米人が十数名。アジア人(東アジア)は俺と奉仕者の韓国女子の二人だった。

 

瞑想の振り返り

今回が三回目のヴィパッサナー。奉仕者として一回、生徒として二回目だ。

人から、このアルナーチャラのセンターが良いとお勧めされた。

「飯が旨く、環境が良い」

ということだったらしい。

実際、飯は素晴らしかった。米、穀類と野菜中心のヴィーガン食。サンバールライス、ココナッツキャロットカレーや、玉ねぎとセロリのアチャールなどはとても美味しかった。しかし、毎日本当に米ばかり。日本のセンターみたいに一日くらい麺類が出るかなーと期待してたが、ずーっとお米。最終日、聖なる沈黙が解けた後、イタリア人のおっちゃんと喋った。

「ご飯めっちゃ美味しかったよね。でも、毎日お米ばかりなのは、さすがに日本人の俺でも少し飽きたよ。パスタとかピザとか食べたくなったんじゃない?」

と話してたその日の昼食は、お米料理が3種類出てきた。南インドは米社会だ。

環境も良い。美しい庭に、動植物が命を謳歌してる。リスも何度か見かけた。平和的だ。一度、グループ瞑想中にホールのすぐ近くで鳥が鳴き始めた。本当にすぐ近くに鳥がいるようでその鳴き声はとても大きかった。大きすぎて、瞑想の妨げになりそうだ。それまでほとんど音がしなかった静寂、からの賑やかな鳥の鳴き声。それは5分は続いただろうか。ここでそれを疎ましく感じたら、心の平静を無くしてしまう。そこでこう考えた。

「ああ、お前も皆と瞑想したいんだね。だから、仲間に入れて!って言ってるんだね。じゃ、ここに来て一緒に瞑想しよう。」

そう思ったら、疎ましく思う気持ちは和らいだ。やがて、鳥は飛び去って行ったのか、鳴き声は止んだ。アニッチャ、アニッチャ。

自分自身の瞑想を振り返る。瞑想的には少しは進歩があった、かな。にしても、今回も初めてやった時と同じく、人間の三大欲望に苛まれた。大半は食欲。コースが終了したら、何食べようか?ミールス、チャナマサラ、チャパティビリヤニハンバーガー、チョコレート、ケーキ、ポテチ等々と妄想しては、瞑想の邪魔になった。

朝は4時起きで眠いし。時々は悶々としたりした。

今回の瞑想中、過去に出会った色んな人々が頭をよぎった。瞑想のテクニック的には、今この瞬間に集中できてないからよろしくないんだが。とにかく、頭に浮かんできた。特にここ数年の記憶。振り返ると、海外で出会った人も多かった。ニュージーランドやカナダ。あとは自転車日本一週旅。ああ、こんな人もいたな、名前なんだっけ?みたいな事もしばしば。なんで、こんなにも過去の事が甦るのか。それは、外界からの新しい刺激が少ないからだと思う。コース中は、他人とのコミュニケーションは禁止。携帯や読者もダメ。そうなると、自分の意識は自然と己の外側ではなく、内側へと向かう。だから、埋もれていた過去の記憶が呼び出されたのだろう。

そして、その中には、良い関係が築けなかった人も沢山いた。無駄にしがらみを作っただけだったな。俺が無駄な反応ばかりしていたんだな、と改めて思った。

 

 

 

帰りは、ティルバンナマライまでの道を歩いて帰る。8㎞2時間。肉体的にも精神的にも疲れている。10日間の瞑想の日々で、体に負担がかかっている。それでも、重いザックを担いででも1人になりたかった。運動不足になってたし、好きな音楽を聴きながら物思いに耽りたかった。

 

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田んぼとヤシの木?の組み合わせは、日本じゃ見られないな。


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遠くから望むアルナーチャラ山。標高は800mほど。よし、体力が回復したら登りに行こう。

 

結局、道中あまり考え事に集中できなかった。歩いていると、村の子供たちの物乞いや犬たちから吠えたてられた。都市部だと、街の喧騒が騒がしいし。インドは中々、俺を1人にさせてくれない苦笑

そんなこんなでティルバンナマライに戻ってきた。久しぶりのシャバ!



 

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南インドの飯といったらコレ、ミールス!昼定食。大きな葉っぱの上に米と小皿に入ったカレー、炒め物、スープやヨーグルトを盛り付ける。米に好きな物をかけて頂くぶっかけ飯。いろいろかけてぐちゃぐちゃに混ぜて右手で食べるのが、現地流。これがウマい!野菜が多くて健康的やし、辛味や酸味もあるけど、油少なめで全体的にあっさり。なので、いくらでも食べれそう。実際、食堂のおばちゃんがこれ食うか?これもどうだ?ておかわりを勧めてくるので、食べ過ぎてしまう。しかも、おかわり無料。これで80ルピー(120円)て。ミールス、最高か!!!

 

 

 

さて、アルナーチャラ山へハイキングに行く。
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先日訪れた寺院が眼下に見える。登りはキツかった。なにせ、30度を超えるなかでの登山。朝寝坊したので、13時スタート。一番暑い時間帯やね。途中、何度か休憩しながら行く。そうすると、ようやく頂上に着いた。


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頂上からの眺め。


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頂上から別の方角。良い眺め。疲れも吹っ飛ぶ。登り二時間、下り一時間半の合計三時間半。

 

 

 

ゆっくり疲れを癒そうと思って、結局ヴィパッサナー終了から4日間もティルバンナマライに滞在した。

冬なのに常夏のチェンナイ

こんにちは、ポンです。

 

ヨガの聖地・リシケシュからバスに乗り、デリーに戻る。デリーから飛行機に乗り一気に南下してチェンナイへ。


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赤いピンがデリーで、右下の青丸がチェンナイ。1,800kmの移動。


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チェンナイは北緯13度4分。日本は北緯36度。ここ、チェンナイはタイやフィリピンと同じ緯度だ。

 

チェンナイに降り立つと、その暑さに驚く。空港のトイレで着替え、半袖短パンになる。なにか足元が痒いなと思ったら、蚊に刺されていた。蚊に刺されやすい体質なのだが、こうも速攻で刺されるとは。同じ国なのに、季節が冬から夏に一気に進む。


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チェンナイの街並み。植生と日射しの強さが、まさに南国情緒を醸し出している。


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チェンナイの週間天気予報。連日30℃超え。体感気温は35℃くらいと書いてあった。確かに暑い。だが、湿度が低いので、日本の夏ほど辛くないのが幸いだ。それにしても、インドの広大さには驚く。ついこないだまでは雪が降るダラムシャラーにいたのに、今は暑い暑いと言って汗をかきアイスクリームを食べたりしている。


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チェンナイでも、大衆食堂で飯を食べる。


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チキンビリヤニ。鶏、旨っ!鶏肉は柔らかく、口にするたびにその旨味が体に染みる。。。120ルピー。

チェンナイに来て、食堂の看板に「ビリヤニ」の文字が躍るのをよく目にする。南インドは米中心、北インドチャパティやナンなどの小麦粉中心だからか、と納得。


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ドサ。これも南インドでよく食べられる。クレープみたいな感じか。これはバナナ入り、朝食によい感じ。


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ベンガル湾。散策がてら、海を見たくなって。


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ここマリーナビーチは、全長6kmにも及ぶ細長いビーチだ。

リシケシュでインド料理の奥深さに触れる

こんにちは、ポンです。

 

雪が降り始めて寒くなってきたダラムシャラーから、夜行バスに乗り込む。次の目的地は、リシケシュ。ヨガが盛んな街だ。

 

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朝着いたので、さっそく街を散策。

朝はひんやりしていたが、日が高くなるにつれて気温は上がり、日中は少し暑いくらいだ。シャツ1枚だけになる。つい昨日までは、雪のダラムシャラーで服を4枚着込んでいたのに。

 

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街中にある寺院。ヒンドゥー教かな。

 

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昼飯を食べる。

 

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大衆食堂て雰囲気で良い感じ。

 

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どーん!

このボリューム!ライスやチャパティとカレーが付く、北インドの定食・タリー。この量で100ルピー(150円)!

 

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ダル(豆)カレー。さっぱりヘルシーで美味しい。インドやネパールでは、ダルがよく食べられる。

 

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じゃがいもとカリフラワーのカレー。こちらはピリッとしてて、さっぱりダルカレーとよい対比。ご飯がすすむ。

 

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食堂の水を飲んでみる。

「生水を飲んだり生野菜は食べるな。」

とは、公衆衛生面で不安がある国を旅する時に気をつけることだ。このインド旅の当初も、摂らないようにしてた。でも、体調も回復したし。何より、

「現地の人と同じ物を口にする方が、面白い。(そして、安上がり)」

と俺は思っている。

結果、特になんともなかった!ので、これから様子を見ながら、生水も飲んでいこう。

 

散策を続ける。

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ガンジス川。ここリシケシュは、川の上流部。上流部でも泡が浮いていて綺麗とは言えない。足をつけてみると、かなり冷たい。

 

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リシケシュの中心街を川の対岸から眺める。

 

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ヨガ教室の広告。ヨガのメッカだけあって、色んな場所に教室がある。ビートルズも、ここリシケシュでヨガをしたらしい。

 

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さて、夕飯も昼飯を食べたお気に入りの安食堂で。

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チャパティの作るところを見学。

 

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チャパティ完成。

 

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辛味と旨味、そこにチーズのコクが加わって、素晴らしいハーモニーのカレー。

 

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別のお店でデザートを買う。ケーキ一切れ20ルピー!しかも、ちゃんと美味しい。

 

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翌日、路上で豆類を売ってるおっちゃんを見かける。色んな種類の豆を量り売りしてる。

 

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ダル2種類と緑豆?を買う。サクサクしたりボリボリしたり食感含め、美味い。最近、豆類が少し好きになってきたかも。

 

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別の食堂で昼飯。

 

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チャナマサラ。ひよこ豆のカレー。付け合わせの野菜もあって、彩りも栄養的にも良さそう。チャパティも野菜も全部合わせて75ルピーという安さ。インド飯最高!!!

 

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チャナマサラの旨さは、衝撃的だった。少し辛めのソースがベースとなり、そこにひよこ豆の素朴な味わい、トマトの酸味、玉ねぎの微かな辛味やバジルの新鮮な風味と、色んな味わいがある。食べていて、飽きなく楽しい。

 

 

 


さて、リシケシュはもう充分かと感じたので、次の目的地へ行こう。